【3社目3年目】半年におよぶ国内試運転で学んだ“現場力”とチームの難しさ

キャリア・転職

3社目3年目は、設計・決裁・発注が終わり、
いよいよ設備がメーカーで組み上がるフェーズに入りました。

まずはロボットプログラムの作成からスタート。
実はロボットプログラムは未経験だったため、30代後半での新しい挑戦でしたが、
研修を受けつつなんとか覚え、良い経験になりました。


■ 国内試運転のスタート(約半年間の長期出張)

設備の組立・配線が終わり、いよいよ国内試運転へ。
今回は 半年間ずっとメーカーに常駐するレベルの大規模プロジェクト でした。

  • チームは機械+電気で約10名
  • 3社目では珍しい “内製で数億規模” の巨大設備
  • 空調の効かない現場で、冬は寒く、夏は暑いという厳しい環境

それでも、これほどの規模を内製で担当できるのは本当に貴重な経験でした。


■ 優秀なメンバーに囲まれた環境で感じたこと

このプロジェクトのメンバーはレベルが高く、
私はどちらかといえば “中堅ポジション” という感覚でした。

  • 中途入社の優秀なメンバーが多い
  • 内製できる技術を持つ人材は会社でも非常に少ない
  • 良い意味で引っ張られながら経験値が増えた

今までの会社では、自分が主力で進めることが多かったため、
まだまだ未熟だと感じることもありました。


■ 国内試運転で一番苦労したポイント:電気担当者

試運転では、機械担当と電気担当がペアで動くことが多いのですが、
今回の電気担当者がなかなかの“曲者”でした。

  • 技術はあるが自分の世界に入りやすい
  • 話しかけづらく、ソフト改修の依頼に渋い反応
  • 進め方のすり合わせが難しい

結果的に 国内でのソフト完成度が低くなってしまい、現地試運転で苦労する原因に…
(その電気担当は現地へ行かなかったため、他のメンバーが大変な思いをすることに。)

私自身のフォロー不足もあり、反省点の多い経験でした。


■ 国内試運転の終了と次のフェーズへ

ロボット教示、パラメータ調整、シリンダのティーチングなど、
一つずつ積み上げながら設備が動き始め、
半年かけてようやく安定稼働できるレベルに到達。

ここまでの長い試運転を経験したのは初めてで、
改めて 巨大プロジェクトの重さ を感じました。

試運転が終わったあとは輸出準備へ。
これもまた大変な作業で、次回はついに 現地試運転編 に入ります。


■ まとめ:この年で得たこと

  • ロボットプログラムという新スキルを習得
  • 巨大内製設備の国内試運転という貴重な経験
  • 優秀なメンバーと働き、チームでの立ち位置を再認識
  • 電気担当との関わりで「コミュニケーションの難しさ」を痛感

✨次回:いよいよ海外へ ― 現地試運転編

数億円規模の設備をついに国外へ搬出。
ここからまた新しい苦労と学びが始まります。

▶【次回:3社目4年目|現地試運転編】
▶【前回:3社目2年目|最大級の設備投資プロジェクトへ挑む話】

▶3社目(材料メーカー)キャリア連載(全6回+総集編・番外編)

①【1年目】 また“本当の生産技術”に戻れた年。
②【2年目】 史上最大の設備投資プロジェクトで学んだ“本当の生産技術”
③【3年目】 半年におよぶ国内試運転で学んだ“現場力”とチームの難しさ ←今ここ
④【4年目】 初めての海外現地試運転で味わった、3ヶ月のリアル
⑤-1【5年目①】 「物流ロボット導入」、“生産技術らしさゼロ”で苦しかった日々
⑤-2【5年目②】 “自作自演の設備導入”と、3回目の転職を決意した裏側
◎ 【総集編】 5年間で経験した“最大規模の仕事”と、キャリアの転機になった期間
◎ 【番外編】 職場環境まとめ | 最大規模組織で味わった “技術の壁” と “成長”

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